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2009年06月10日

お駒堂

上越新幹線の上毛高原駅近くに嶽林寺と言う名刹があります。その昔、川端康成が湯沢を訪れる前にここを訪ねていたと言われています。そのお寺の敷地にお駒堂が有ります。実はこのお駒堂に祀られている 悲劇の女性 お駒さんの名前が小説 雪国のヒロイン 駒子の名前の由来ではないかと推理する様です。私も実は今まで訪ねた事がなく 今回群馬に営業の機会があったので思い出して行って見ました。江戸時代にはお駒の物語を人形浄瑠璃「恋娘昔八丈」でお江戸で上演し白子屋 お駒の話はかなり有名だと思います。現在のドラマ大岡越前の第一話にも出てきて、誤って獄門に処されたとも言われています。 このお駒さんを祀っているのがお駒堂です。川端康成は東京帝国大学の文学部を卒業してましたので当然この昔話は知っていたはずと思います。しかしその嶽林寺の山号は大峰山 そしていみじくも川端が湯沢を訪れる数年前に当時湯沢村は旧高半の玄関口近くの薬師堂から始まる観音様を巡る百番観音の山道を整備し新たな観光資源としようとしました。その山の名前も偶然に大峰山です。 そしてその百番観音様の整備が終わり 高半で湯沢村の芸者を総上げして宴
会をしました。そこで誰も芸者が居なくたまたま芸者見習いの松栄(駒子モデルとされてる)と出会ったのも 物凄く縁を感じます。 長くなりましたが同じ山号の大峰山 そして 駒子 の出会いも観音様、薬師様のお導きの様です。
  


Posted by 卵の湯守 at 20:45Comments(0)